Dr.ゆうまです
今回はVYMについて私の意見も交えて説明したいと思います
VYMは米国高配当ETFの1つです
増配率が高いことで人気のETFです!!
・VYMは配当利回り2.8%程度と高くはない
・増配率5%程度なのが魅力!!
・株価上昇率はインデックス投資より低め
・JEPI、JEPQより配当利回りは低いが、安定感・増配率で優位
高配当ETFのJEPI、JEPQについても解説しています
こちらはアクティブ運用のETFですが、VYMよりも高配当で人気です
↓
VYMとは?
VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)は、バンガード社が運営する高配当利回りの株式に投資する米国ETF(上場投資信託)です
信託報酬は0.06%とかなり低いです
2024/5/24現在の配当利回り2.8%で、3、6、9、12月の4回支払われます
安定した収益を目指す投資家にとって魅力的な選択肢になり得ます
特に、インカムゲイン(配当収入)を増やしたい方におすすめです
この記事では、VYMの構成銘柄や増配率について詳しく説明し、なぜVYMへの投資が有望なのかをご紹介します
VYMの構成銘柄
VYMは、高配当利回りの大型株を中心に投資しています
構成銘柄の組み入れ割合トップ10は以下です
企業名称 | 組み入れ割合 |
ブロードコム(AVGO) | 3.47% |
JPモルガン(JPM) | 3.42% |
エクソンモービル(XOM) | 2.93% |
プロクター・アンド・ギャンブル(PG) | 2.38% |
ジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ) | 2.15% |
ホーム・デポ(HD) | 2.07% |
メルク(MRK) | 2.03% |
アッヴィ(ABBV) | 1.77% |
シェブロン(CVX) | 1.66% |
バンク・オブ・アメリカ(BAC) | 1.58% |
日本でも有名な企業も多いですよね!!
主な構成銘柄には以下のような企業があります
1. Johnson & Johnson (JNJ)
医療分野で世界的に有名な企業で、安定した収益と高い配当利回りを誇ります
医薬品、医療機器、消費者向けヘルスケア製品など、多岐にわたる製品ラインアップを持っています
2. Procter & Gamble (PG)
家庭用品やパーソナルケア製品で知られるP&Gは、世界中で広く認知されているブランドを多数抱えています。安定した業績と堅実な配当が魅力です
3. JPMorgan Chase & Co. (JPM)
アメリカ最大の銀行の一つで、金融サービス全般に強みを持っています
経済の回復期には特に強いパフォーマンスを見せることが期待されます
VYMの増配率
VYMのもう一つの魅力は、増配率の高さです
VYMに組み入れられている企業の多くは、毎年のように配当を増やしています
増配率が高いということは、企業が安定した収益を上げ続け、投資家に還元できる能力があることを示しています
過去10年間の平均増配率を見てみると、毎年5%以上の増配を実現しています
VYMに投資することで、米国株の成長を享受できます
毎年配当が増えてくれるのはとても嬉しいですよね!!
VYMの株価
配当目当てでVYMを購入する方が多いと思いますが、VYM自身の株価はどのような動きをしているのか気になりますよね
↓は5年間のS&P500(VOO)とVYMのチャートを比較しました
VYMは+40%、S&P500は+86%で、VYMは株価成長率で劣後する結果でした
やはり株価自身の成長はインデックス投資には負けますね
ただ、配当金を再投資すればVYMの成長率は上がるはずです
次に、JEPI、JEPQと比較してみましょう
JEPQが設定されてからの期間が短いので、1年のチャート比較です
これを見ると、JEPQとVYMは同等の上昇率、JEPIは劣後しているのがわかります
Dr.ゆうまの意見
VYMは株価の伸びはインデックス投資に負けますが、増配率が魅力のETFです
JEPI、JEPQと比較すると、配当利回りは低いですが、配当の安定感と増配の安定感はVYMが優位だと思います
私は長期的にはVYM、短期的にはJEPQ、JEPIがいいと思っています
つまり、短期的なインカムのアップにはJEPIやJEPQがおすすめです
ただ、長期で見てインカムの安定性や増加率を考えると、JEPI、JEPQのみに投資するのはおすすめできません
JEPQ、JEPIはアクティブ運用なので、安定感には欠けるかなと思います
一方、VYMは株価の上昇と配当の増加が狙えます
現在の配当利回りは2.8%と高配当ETFの中では低めですが、長期投資には向いているのではないでしょうか
私はVYMを500万円ほど保有していますが、安定感がありとても気に入っています
今後も買い増しを続ける予定です!!
まとめ
今回はVYMについて説明しました
VYMを保有することで安定した配当を受け取ることができます
暴落時にも配当をもらえるので、買い増しする余裕ができるかなと思っています
狼狽売りを防ぐための一つの手段と考えています
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
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この記事を書いた人
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30代 消化器外科医
手術、投資、ゴルフ、筋トレを愛するブロガー
現在の投資額は約5000万円
ゴルフはベスト75のシングルハンデです
有益な情報を発信できればと考えています
【経歴】
・旧帝大医学部医学科卒業
・卒業大学の消化器外科医局に入局
・現在は大学院生として研究中
・投資は2020年~開始
【現在の挑戦】
・資産1億円!
・ベンチプレス100kg!
・ベストスコア更新!
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